『めざましテレビ』のジェンダーレス特集に賛否 「どこか特別扱い」
「ジェンダーレス制服」という呼び名はアリ?ナシ?過渡期の今「特殊な状況」に置かれる男女の服装
8日放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)にて「ジェンダーレス制服」についての特集が放送されました。
2021年度からスラックスとスカートを自由に選択できる「選べる制服」を新たに採用するという試みに大きな反響が寄せられています。
しかし、そこで提示されたスラックスを着用した女子生徒、スカートを着用した女子生徒、そしてスラックスを着用した男子生徒の見本写真に疑問を呈する声も見受けられました。
■パンツスタイルを導入
番組はこの日、近年選べる制服を採用する学校が急増していると報道。女子生徒のパンツスタイルを導入した学校は今年度までに1,000校あることを明らかにしました。
この数字は2018年度の370校という結果を見ても目覚ましい伸び率。
「女子=スカート」という固定概念を壊す意味合いでも大きな進歩であることが実感できるでしょう。
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■男子のスカート見本があってもいい
しかし、放送中のツイッターからは「男子のスカート姿の見本がないのは何故?」という意見が続出。
これらを「ジェンダーレス制服」と謳うのならば「男子がスカート履いてもいいということではないか」「女子のパンツスタイルしか提示されていないのはおかしい」など、厳しい言葉が相次ぎました。
中には「女子がスラックス履くのは許されるのに、男子がスカート履くのを許されないのは、すでに男女差別なのでは」と問題提起をするユーザーも多数。
過渡期である今、取り上げ方に関する問題の実情が浮き彫りになっています。
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