モテるテクニックを知っている女性として、ホステスさんを思い浮かべる人は少なくないでしょう。たった一度会っただけで男性を虜にしてしまう、接客サービスのプロでも彼女たちは、一体、お店でどんな会話をしているのでしょうか。
fumumu取材班が元ホステスさんに、限られた時間内で相手との距離を上手に縮めるテクニックについて話を聞いてみました。
①雑談から相手の動向や嗜好を掴む
「お天気関連のネタは誰でも受け答えできるので、話のきっかけにおすすめです。
『昼間はオフィスにこもりっきり』とか『暑い時ほどビールが美味い』など、返答は相手の動向や嗜好を掴む糸口になります」
時事ネタや相手が着ている服についてなども会話が弾みやすいそうです。
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②相手がこだわっていそうなところをピンポイントで褒める
「相手を褒めるときは、全体的にフワッとではなく、ピンポイントで具体的にしましょう。
そうすることで社交辞令感がなくなり、『あなたの話をきちんと聞いていますよ』とのアピールにもなります」
何でもかんでも「スゴイ!」など、ワンパターンで褒めるのはわざとらしさが出るため、注意した方がいいそうです。
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③知ったかぶりをしない
「想定外の返答でも、わかったような態度で返答するのは危険です。むしろ、『知らないので、教えてください』から、話を引き出すきっかけになります」
相手の自尊感情が刺激されるのだそうです。
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④タメ口の相手にはタメ口で返す
「敬語は、使いすぎると逆に距離を生んでしまうことがあります」
会話のトーンは相手に合わせると場が和むそうです。
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⑤お互いの共通点を見つける
「『ファッションにこだわりがある』や『スポーツ観戦が趣味』など、1つでもいいのでお互いの共通点を見つけましょう。会話に一体感が生まれてくると2人の距離はグッと縮まります」
会話で共通点が見つけられない場合は、「このお酒とってもオイシイですね」など、共通の体験で一体感を作るのもおすすめだそうです。
ホステスさんと同じような会話は、一朝一夕でできるものではありません。コミュニケーションスキルをアップしていくには、場数を踏むことが重要とも教えてもらいました。
まずは友だちなどを相手に、気軽に練習することから始めてみるといいかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・志都)