SHELLY「小石を投げて気づかせて」 間違った「イジり」に実践していること
バラエティ番組で繰り広げられる、不快な”イジり”にSHELLYさんが発する言葉とは
17日、タレントのSHELLY さんは、自身のYouTubeチャンネルを更新。
「バラエティ番組の現場で意識していること」について語り、大きな反響を集めています。
■バラエティで繰り広げられる“イジり”
バラエティ番組で繰り広げられる“イジり”や“おふざけ”などのやりとりは、学校や社会にも影響を与えるものだと考えているSHELLYさん。今回の動画では「普段テレビに出ている時に気をつけていること」を配信しました。
今の時代は減ったものの、以前はたとえば、物腰も話し方も柔らかい男性が登場した際、同性愛を蔑視するようなジェスチャーで「あれ? お前、コッチなんじゃねぇの?」と、言う人も少なくなかったことを回顧。
若い頃は「イヤダな~」と感じていても、イジられている本人が嫌がっているわけでもないため、代わりに声をあげるのも違う…と鬱々としていたそう。
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■笑いの後に発するひとこと
そして、笑うことでイジりに加担している気がしていたというSHELLYさんが20代後半になり、見つけた答えは…「笑わない」こと。
社会でも「誰かが面白いことを言った」という空気に合わせてなんとなく笑っておく、という流れがあることを指摘し、LGBTや顔や体格や見た目についてのイジりなど、「本人が変えられないことをみんなで笑うのって古くない?」と伝えました。
さらに「笑わない」を何年か続け、自信となったSHELLYさんは次のステップへ。
それは…ひと通りイジりが終わり、笑いが起きて落ち着いた時に「だとしても、いいんですけどね」という言葉を発すること。
実際に変化が起きているかはともかく、SHELLYさんは「そうなるかも」との思いで「チクッチクッて、言うようにしている」と語りました。