藤原竜也と石原さとみが出演! 吉田鋼太郎演出のシェイクスピア劇

シェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指すシリーズ、ついに完結! ラストは『終わりよければすべてよし』

■有終の美を飾る37作品目

実は本作、「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の最後となる作品。

「シェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指す」ことをテーマに、故・蜷川幸雄さん芸術監督指揮の下、1998年からスタートした同シリーズは、この『終わりよければすべてよし』でいよいよ完結を迎えます。

2016年に、二代目芸術監督に就任した吉田さんは、「最後まで蜷川さんにやって欲しかった。見届けて欲しかった。そして一緒に祝いたかった」としみじみ述懐。「きっと劇場の何処かで見守ってくれているであろう蜷川さんに恥ずかしくないような、喜んでもらえるような大団円にしたいと思っています」と宣言しています。


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■藤原竜也と石原さとみの舞台初共演

そして、バートラムを演じる藤原さんは、シリーズ最後の作品を、「23年間を祝う、喜びに満ちた舞台をお届けできたらいいですね」と語ります。

そんな藤原さんを吉田さんは、「今回、戦争に出かけていく血気盛んな青年であると同時に、恋に落ちたり、仲間を騙したり、望まない結婚を押しつけられたり、多様な局面を演じなければならない竜也が、今度は、どんな顔を見せてくれるのか」と「楽しみで仕方ありません」と心待ちにしている様子。

さらに吉田さんが、ヘレン役に「当てはまる女優さんがなかなか思いつかず困っていた」ことも明らかに。そこで「あっ、この人だ!」とひらめいたのが、石原さんだったとか。「清楚で純朴でいながら艶めかしく魔女のよう」と吉田さんが称する石原さんは、その期待を受け、本作の世界を「ちゃんとお届けできるように取り組みたい」と意気込みを見せます。

実力派たちが集結し、最後の情熱を傾けて上演される本作。「終わりよければすべてよし」のフィナーレを飾ることになるでしょう。

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■『終わりよければすべてよし』埼玉公演
期間:5月12日~5月29日
会場:彩の国さいたま芸術劇場大ホール
出演:藤原竜也、石原さとみ、吉田鋼太郎 他
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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