チョコプラ長田、『ドキュメンタル』は「何も起きないっていうのも一個の成功」

『ドキュメンタル』初参戦のチョコレートプラネット・長田庄平さんにインタビュー!

■収録はガチガチのガチ

チョコレートプラネット・長田庄平

――今回は賞金が2000万円というのも異例だと思います。参戦者全員が出揃ったタイミングで、松本さんから初めて知らされたということですが、メンタルの面で影響はありましたか?

長田:めちゃくちゃあります(笑)。あれで一気にギュッと引き締まる感じがしました。2000万円は欲しいけど、それに見合うパフォーマンスができるのかっていう。そのくらい価値のある番組なんですけど、怖さがありました。

――松尾さんの話はあまり参考にならなかったということでしたが、ドキュメンタルファンとして想像していたものと、実際に現場で感じる空気感のギャップはありましたか?

長田:ありましたね。もう少しバラエティの感じなのかなと思ってたんですけど、みんなガチガチのガチでした。本当に獲りにきてるなという。

――芸人さんだけが一つの部屋に集まるということで、楽屋ノリに近いような感じで、リラックスして楽しもうとするような空気感なのかなと思っていたのですが、違うのですね。

長田:僕は今回が初参加なので、これまでがどんな空気感だったのかわからないんですけど、せいやからちらっと聞いたのは、前とは空気が違うって言ってましたね。

――ガチガチのガチは、長田さん的にはやりやすいですか?

長田:いや、ガチガチに固められてたら、やりにくいですよ(笑)!


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■思い描いた通りに全くならない、それが面白い

――そんなやりにくい空気感の中で戦ったドキュメンタル。ご自身の戦いぶりを振り返ってみて、いかがですか?

長田:僕、ゲラなんで、笑っちゃう前に(用意していたものを)全部出しておこうと思って、結果、全部出し切れたのは良かったんですけど、ちょっと焦りすぎたかな。もうちょっとゆっくり、空気感を掴みながらやれたら良かったという反省点はあります。

――それこそメンバーが変わると、また動き方も変わってくるはずですし、『ドキュメンタル』で思ったように立ち振る舞うのは相当難しそうな気がします…。

長田:変な話、奇跡待ちなんですよね。トップレベルの芸人が集まって、さあどうなるんだっていう。ちゃんとしたお笑いが見たければ、普通に芸人さんのネタを見てればいいんで(笑)。何も起きないっていうのも、一個の成功っていうか、あの場は、何がハズレっていうことではない。

この人とこの人を掛け合わせたら、意外とオモロいってなったり、逆に、この人とこの人が混ざっても、オモロくないんやってなったり。僕には全部面白く見えるんですよね。思い描いた通りに全くならなくて、それが面白い。『ドキュメンタル』は、その全部を含めた実験的な場所やと思います。

――『ドキュメンタル』ファンの長田さんならではの考察で、とても面白いです。ちなみに、今回は用意したものを全て出し切ることはできたということでしたが、もしまた招待状が届いたら、次回も参戦したいですか?

長田:それはリベンジしたいですね。今回は、あの空気感に飲まれてたところがあって、もうちょっと自分のペースに持っていけたかなという、自分の中で残ってるものがあるんで。

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