イオン、出勤45分前からの禁煙命令に反響 喫煙者からは「辛いよな」の声も
イオンが従業員の9割に対し「就業時間内禁煙」「敷地内禁煙」を開始と発表。ネットで話題になっています。
25日、大手流通グループ「イオン」では、国内の事業所にて「就業時間内禁煙」「敷地内禁煙」することを発表。そのなかには出勤前の縛りも含まれており、ネットでは賛否の声が上がっています。
■禁煙に関する方針を発表
今回発表された「就業時間内禁煙」「敷地内禁煙」は、3月末までに国内115社の全事業所、グループ従業員約45万人を対象にしたもの。
お客や従業員間で、望まない”受動喫煙”と”三次喫煙”を防止する…といった目的から、就業時間中と各事業所の建物・敷地内を終日禁煙とするのだそう。
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■「受動喫煙」と「三次喫煙」とは?
今回キーワードとなる「受動喫煙」は、喫煙者のたばこから生じる副流煙を非喫煙者が吸ってしまうというもの。2000年代以降の禁煙ブームの中でも度々使われてきたワード。
一方、聞き慣れない人も多いであろう「三次喫煙」。こちらはイオンの公式文書によると「喫煙後約45分間は喫煙者の息や髪の毛、衣類などからたばこ成分が出続けて周りの人に影響を及ぼすこと」とのこと。
そのため今回の発表では勤務時間中はもちろんのこと、出勤45分前、休憩から職場に戻る45分前も対象に入るのだそう。
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