歌手・藤井風ってなにもの? 業界内から絶賛の嵐、初のドラマ主題歌も
メディア露出はほぼ無いものの、各所で人気や絶賛の声が高まっている藤井風さんとは…?
YouTubeやSNSを中心に話題を呼んだ令和世代の人気急上昇シンガーソングライター・藤井風さんとは、一体なにものなのでしょうか。
■2019年より人気が急上昇
岡山県出身で現在23歳の藤井風(ふじい かぜ)さんは、幼少期よりあらゆる音楽を聴いて育ち、12歳のころから様々なジャンルの楽曲をピアノでカバーし、YouTubeにアップ。
これをきっかけに、SNSなどで徐々に人気が上がり、2019年には活動拠点を岡山から東京に移し、本格的にミュージシャンとしての活動をスターし、2019年11月18日に1枚目のシングル「何なんw」をリリースしました。
同曲のミュージックビデオは、音楽アワード「MTV VMAJ 2020」にて「Best R&B Video(最優秀R&Bビデオ賞)」を受賞し、現在YouTubeにあるミュージックビデオの再生回数は1000万回超えを記録。
さらに、2020年5月にリリースした1枚目のアルバム『HELP NEVER HURT NEVER』は軒並みチャート1位を獲得し、同年10月には日本武道館単独公演を行い、成功に収めました。
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■音楽業界からも絶賛の声
様々な音楽を深堀りし、一夜限りのジャムセッションが魅力の関ジャニ∞の人気レギュラー番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)で藤井風さんが紹介されました。
今月放送された、人気企画「売れっ子プロデューサーが選ぶ2020・年間ベスト10」にて、3人のプロデューサー全員が藤井風さんの楽曲をランキングに入れるという前代未聞の事態に。
なかでも、藤井風さんの「罪の香り」を1位に選んだバンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音さんは、同曲について「近年で一番衝撃を受けました。声良し曲良し歌詞良し、非の打ち所がない才人」と絶賛しました。
ハイレベルな超絶技巧を駆使したピアニストとしての才能と、ブラックミュージックの要素が強い伸びやかな歌声に、特徴的な岡山弁の歌詞は、まさに1度聴いたらどハマりする魅力がつまっています。