28日、俳優の佐藤二朗さんは自身のツイッターを更新。2018年のツイートを引用し、仕事納めで思い入れのある作品の一端に関われた心情を吐露しました。
■「創れ。それが供養だ」
2018年9月、Twitterへ書くか迷い続けた末に、「ずっと頭から離れないゆえ書く。永く共にやりたいドラマPの奥様が亡くなった」と、特別思いがあるプロデューサーの妻の訃報を報告。
「39歳だった」と、あまりにも若い生涯に思いを馳せ、「長期入院の時期にも現場が一緒だったが奴はそんな素振りは一切見せなかった」と、プロデューサーの妻の危篤等も匂わせなかった“プロ”としての振る舞いを綴りました。
一方で、プライベートでは「『涙が止まらない』とメールが来た」と、深い悲しみに暮れていた様子。「こんな奴がいてドラマがダメになるはずがない。創れ。それが供養だ」と、それだけ妻の苦しいときも作品と向き合ってきた彼の生き様を省みて、ドラマを創り続けることを勧めました。
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■「ささやかな供養に…」
佐藤さんの遺志を継いだのか、2年以上たった今、ショートムービーにすることが決まったよう。「この男が2年前のこの経験を元にショートムービーを創る」と、正真正銘“供養”と言える作品を手がけたことを明かし、「出演できた事、光栄。その青森での撮影が僕の仕事納めとなった」と、運命のごとく2020年の佐藤二朗さんの仕事の締めを飾った様子を綴りました。
「ささやかな供養になる事を願う」と、プロデューサーの“供養”に協力できることを願い、締めくくっています。