漫画家たちがツイッターで、過去作品で生計がたち安心して新しい漫画原稿に打ち込めるケースを綴りました。
■「自由に漫画が描けている」
『GANTZ』『GIGANT』などの作品を生み出した漫画家の奥浩哉さん。15日に、「7年前に終わって絶版になってるのにGANTZがまだ売れてくれてると報告。もう刷られなくなってしまった漫画も売れ続けていることをツイッターで明かしました。
このおかげで、「売りを考え過ぎず自由に漫画が描けている。有難うGANTZ」と、売れる作品を作らなくてはいけないプレッシャーに押しつぶされずに漫画を描けている現状を綴っています。
関連記事:高橋一生が精霊に… 癒しっぷりがすごいコミックシーモア新CM
■「おかげで全仕事を失っても…」
現在『パラレルパラダイス』の連載中で、過去には『ノノノノ』『極黒のブリュンヒルデ』などの成人向け漫画を描き上げた岡本倫さんは、「連載当時は全然売れなかった「ノノノノ」でも、電子書籍では初めて一人暮らししたときの家賃分くらいのお金が毎月入金されてます」と電子書籍になって売れるようになった作品があることを説明。
「どういうきっかけで読んでくれているのかはわかりませんがありがとうございます。おかげで全仕事を失っても竹ノ塚のあの1DKのアパートには戻れると思えて安心出来ます」と感謝を示しました。