アメリカの収集家・ランディ(Randy Guijarro)さんが2010年に購入したという古い写真が現地で注目を集めています。
当時2ドルで購入したというモノクロ写真にとある歴史上の人物が写り込んでいたことから、500万ドルの価値が改めてつけられたと報道されました。
■ボロボロの写真が…
ランディさんが購入したこのモノクロ写真は、既に破れやシミがあるほか、家、枯れた木、そして複数の人間が遠目に写っているという何の変哲もない1枚。
当時3枚2ドルという値段で手に入れたものだそうで、ランディさん自身も特にスゴイものだとはわからず手に取ったと言います。
しかし、家の前に並んだ複数の人間の内の1人が、西部劇との英雄として大人気の「ビリー・ザ・キッド」ではないかという説が浮上したのです。
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■値段が何十倍にも…
持ち主であるランディさんが2015年にこの写真を鑑定に出したところ、写真の中にいるセーターを着用し、黒い帽子をかぶった男は確かにビリー・ザ・キッドであると認定されました。
ビリーの写真はこれまでに1枚しか残っていないと伝えられていたことから、その現物は過去にオークションで230万ドルの値段になったこともありました。
今回発見された新たな写真は500万ドルの価値があると発表されると、購入した本人も驚きを隠せないようでした。
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