近日、ロシアにて子供の虐待及び放置事件が発生。一週間ほど息子を劣悪な環境に放置した母親が逮捕されました。
その際に放った言葉が「酷すぎる」「もう見てられない」と批判を浴びています。
■ベランダから「助けて」
事件が起こったのは、ロシア・モスクワ市の南西に位置するペレデルキノ。
とあるアパートの一室に閉じ込められた10歳の男児が、水や電気も止まっていることからわずかな食材を調理することも叶わず、4日程飲まず食わずで耐え忍んでいました。
襲い来る飢餓耐えきれなくなった彼は、勇気を出してベランダから「助けてください」と隣人らに要求。この時男児は「警察に言わないでください。お母さんにバレたら孤児院に送られちゃう」と懇願していたのだそうです。
関連記事:ダーツの矢がお尻に刺さった少年 「アレ」がクッション材になり無事生還
■母は旅行に
彼の姿を見た隣人は、すぐさま温かい食糧や飲み物をベランダ越しに提供し、定期的に声をかけるなどして気に掛ける様務めました。
しかし、待てども待てども母親は帰宅せず、しびれを切らした近隣住民らはついに警察への通報を決意します。
捜査の結果、母親のナタリア(Natalya Azarenkova)はなんと愛犬を連れて旅行に行っていたことがわかりました。
- 1
- 2