川村エミコ、イジメ受ける中学生活で心の支えとなったKinKi Kidsの存在

先月、自身初のエッセイ集『わたしもかわいく生まれたかったな』を上梓した川村エミコさんにインタビュー!


■具体的にイメージすることが大切

――大学の学園祭でさまぁ〜ずさんを見た勢いで「ホリプロお笑いジェンヌ」のオーディションに行ったり、川村さんは行動力がスゴいです。僕自身「学生のときにああしていればよかった」と、やらなかった後悔がたくさんあるのですが、今当時に戻っても結局同じだろうなと。アクションを起こすためには、どのような心構えでいればいいと思いますか?

川村:今「もっとこうしておけば良かったな」と思うのは、普段からこういう風になりたい、こういう風にしたい、こういう状態でいたいってことを口には出せなくても、紙に書いておいた方が良かったと思いますね。

例えば、私の学生時代だったら舞台に立つ夢。演劇一本で行きたいのか、それとも趣味でいいのか。人によって性格も違うので、自分が将来的にどういう状態でいたいのかを分析しておいた方がいい。自分のタイプを知っておくことで、一歩を踏み出すときの後押しになると思います。

中学生、高校生くらいの子は好きなこと、向いていることを知るといいと思います。自分が短所だと思っていたことが、人から見たら長所だったりすることもあるので。大きい一歩は踏み出せなくても、日々の中で小さなことはできます。「自分ってどんな人?」と誰かに聞くだけでもいいと思います。

選択肢を増やすためにも勉強はしておいた方がいいです。勉強することで新たに気になることも生まれますし、気になったことについて質問することもできます。

夢って「最終的にはこういう風に生きたい」という状態だと思うので、具体的にイメージすることが大切。そうすることで現実味を帯びて、じゃあ何をするべきかが見えてくると思います。私ももっと勉強して、いろんなことを知っておきたかったと思っています。



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■幼少期は今の自分を作った大切なもの

川村エミコ

――また川村さんの違う一面を知ることができる非常に楽しいインタビューでした。では最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

川村:幸せでも不幸せでもない幼少期ですが、今こうしてエッセイを書き終えてみて、今の私を作ってくれた大切なものだったと思います。

この本を読んで「自分の幼少期を思い出した」とおっしゃってくださる方も多いので、自分の幼少期を思い出して、こういう風に自分って成り立っていたんだなと改めて思ってもらえたら嬉しいです。

私の心のささくれをむしって食べるような文章を読んで、ニヤニヤとしてもらえたらと思いますので、ぜひ手にとってみてもらえると嬉しいです。

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(文/fumumu編集部・野瀬研人

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