宮崎の郷土料理といえばチキン南蛮や冷や汁を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、宮崎の料理はそれだけではありません。
宮崎出身のfumumu記者は子供のころから食べていた絶品郷土料理「レタス巻き」。上京したとき、あまり知られていなくてとても驚きました。
「レタス巻き」は、エビとレタスにマヨネーズで味付けしたヘルシーな巻き寿司。「え、酢飯にマヨネーズ!?」と一見ミスマッチな気がしますが、これが意外と合うんです!
■レタス巻きの歴史
レタス巻きの発祥の地は、宮崎の老舗のお寿司屋さん「一平寿し」。昭和41年、初代店主と親交のあった作曲家・平尾昌晃氏の野菜嫌いを何とかしたいとの想いから誕生した一品です。
「おいしく野菜が食べられて、ヘルシーなお寿司を作ろう」と作られた、酢飯にエビとレタス、マヨネーズの斬新な組み合わせは、宮崎中に広まっていきます。
今では宮崎のスーパーのお惣菜コーナーにはもちろん、コンビニ等で売られている「サラダ巻き」や海外のお寿司屋さんで有名な「ロール巻き」に進化して、国内外に広がっていきました。
レタス巻きのおいしさの秘密は、友人のことを思う優しい気持ちかもしれませんね。
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■とくに女性にオススメ
味は、レタスがシャキシャキしていてみずみずしく、レタスとエビと酢飯がマヨネーズによってまろやかに調和されます。バランス良く野菜が獲れるのもいいですね。
記者は手巻き寿司でレタス巻きをよく作ったりしていてエビの代わりにカニカマやエビフライを入れてもおいしいです。
材料もすぐに揃えられるので、手巻きパーティーの新しいメニューに加えてみてもいいかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)