9日午前に行われた閣議後の会見で、上川法相が婚姻届けや離婚届の捺印欄をなくし、オンライン化を進めていくことを明らかにしました。
このニュースを受け、ネットからは様々な声が寄せられています。
■印鑑の欄がなくなるかも?
この日、法務省は現在市区町村の役所窓口で行われている婚姻届けと離婚届に関し、印鑑を押す欄を無くすことでオンライン化を進める方針を発表。
「婚姻届や離婚届の押印も含め、さまざまな行政手続きがあるので、そのオンライン化を進めていく」と、その他手続きのオンライン化普及に努める姿勢も見せていました。
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■現在も制度上は可能だが…
こうした戸籍関係のオンライン申請は制度上2004年4月から可能になっているのですが、現時点で導入している市区町村は一つも無いとのこと。
また、導入された場合の本人確認は「電子著名」や「電子証明書」で行われるとのことです。
上川法相は「菅内閣の大きな柱としてデジタル化の推進を、国民の利便性向上、あるいは全体の効率性アップという形で進めている」「見直しに向けた取り組みを強力に進めているのでしっかりと検討したい」とこの度のデジタル化方針について語りました。
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