無職になってしまった時、何が一番辛いと思いますか? お金がなくなったり生活が苦しくなったりしてしまうことだと、普通は思いますよね?
無職を経験した人たちに聞いてみると、「お金以外の問題の方が苦しくて辛い」という意見も。
fumumu取材班が、詳しい話を聞きました。
①自責の念
「無職になると、何もやることがなくなってしまって。『どうして私は、こんなにダメな人間なんだろう』と、24時間自分自身を責め続けてしまうことが、何よりも辛かったです。
何かしらやることがあれば、気が紛れるんですけどね。仕事もしていないのに、遊んでいたら不謹慎だと思われそうで、怖くて。でも、引きこもっていると、余計に自分自身を責めてしまって…負の無限ループでした」(20代・女性)
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②周囲の同情
「コロナ禍で契約の更新がなされず、30代なのに無職になってしまいました。『コロナだから仕方がないよ』と、周囲は慰めてくれましたが、それと同時に、同情されるのも耐え難く…今は、引きこもり生活を送っています。
口には出しませんでしたが、『30代の再就職は厳しい』とか『コロナのせいで、これから先はもっと仕事がなくなるだろう』と、みんな思っているのでしょう。哀れんでいるような目で見られるのが、何よりも辛かったです」(30代・女性)