セクシャルマイノリティは性自認や性的指向がカテゴライズされていますが、全ての人間が性的指向となるパンセクシャルというマイノリティも存在します。
両性愛のバイセクシャルとは異なり、Xジェンダーなど、男性・女性では括れない人も含めて恋愛対象とするため、全性愛とも言われています。
fumumu取材班は、当事者たちにパンセクシャルの特徴的な恋愛観について聞いてみました。
①男性・女性に捉われない
「世間には様々なステレオタイプが存在します。例えば、女性なら赤、男性なら黒。女性はおしとやかに、男性は頼りがいあるように。女性は家事をして家庭を守り、男性は外に出てお金を稼いで家庭を支えるといったものです。
パンセクシャルの多くは、こうしたステレオタイプを好まず、例えば控えめな男性でも魅力的であれば好ましく思いますし、逆にガツガツした女性でも魅力を感じれば好ましく感じます。
男性だからこう、女性だからこうというバイアスで相手を見ないんです。そもそも、相手のことをいちいち、『この人は男性、この人は女性』という見方をしていないのかもしれません」(30代・女性)
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②その人の個性を大切にする
「素敵だなと思った人を好きになるだけなので、その素敵だなと思った部分を尊重しますし、例え自分自身は好ましく思わないことについても、『それを全て含めてその人を作っているのだ』として大切にします。
全性愛である以上、相手がたとえ異性愛であっても、その人を好きになった同性が現れることもあると当たり前に思っているので、考えていたらきりがないですし、嫉妬などで振り回すこともしないですね」(30代・女性)