現在、中国では骨董品が大ブーム。長い歴史の中で度々動乱が起こった国であるが故に「家にあった壺が大変に価値あるものだった」というケースも少なくなく、多くの人々が期待を持ちながら鑑定にやってくるそうです。
しかし、こうした美術品の類は贋作も多く、大金を支払ったにもかかわらず全く価値のない物だった…という話も少なくありません。
近日、「夫が貯金をはたいて骨董品を購入した」と悩む女性が、中国のテレビ番組に出演。その経緯が話題となりました。
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■夫婦の貯金をはたいて購入
中国の鑑定番組に出演したある女性はこの日、夫の「骨董品ブーム」について言及。
骨董品にドハマりしているという彼が貯金をはたいて購入した
アンティークのウォーターポットを持参し、「価値がなかったら離婚」と宣言しました。
聞けば、このウォーターポット購入時の値段はなんと日本円にして約1000万。夫は魔が差したのか、夫婦でコツコツ貯めていたお金をこのアンティークを購入するため何の相談も無しに使い切ってしまったとのこと。
女性は「離婚」が脳裏によぎりましたが、とりあえず本当に価値のあるものなのかを知りたいと今回依頼を行ったと明かしました。
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■美しい物ではあるけれど
骨董品市場には贋作やまるで価値のない物も多く存在するため、一歩間違えると破産もありえます。お金持ちでもない中流家庭が気軽に手を出していいものではありません。
「うちはそんなにお金がないので、もう夫の浪費には耐えられないんです」彼女の切実な声がスタジオにこだまする中、専門家たちは鑑定を開始。
ガラスのような素材に美しい模様が掘られたウォーターポットは確かに魅力的ですが、購入価格が1000万となると、笑ってやりすごせる事案ではなくなるでしょうね…。
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