あるシンガポールの男性が近日、自身のフェイスブックに「人食いバクテリア」の被害にあったと告白。多くの海外メディアが詳細を報じています。
恐ろしいバクテリアに出会ってしまった原因は、なんと「食用エビ」。現地の食生活には欠かせない食材なだけに、衝撃が広がりました。
■エビを洗っただけなのに
男性はある日、殻付きのエビを洗浄していた際にチクリとした感覚があったそう。「エビの殻が刺さったのだな」と思った彼は、日常茶飯事でもあることから特に気にせず料理を続けていたとのこと。
しかし、次の日に指が真っ黒に変色。熱っぽい症状も出てきた為すぐさま病院に駆け込んだと振り返っています。
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■別名人食いバクテリア
病院側はこれを「溶血性レンサ球菌」による感染症「ビブリオ・ バルニフィカス」だと診断。
当日の夜に変色した指を切断し、7日間の入院を経てやっと家路につくことを許したと言います。内2日はICUに入る程でした。
また「あと1日来院が遅れていたら命の保証は出来なかった。下手したら肩まで切断していたかもしれない」と言われた男性は、後に「皆さんもエビの洗浄には本当に気を付けてください」とコメントしています。
同時に、男性の治療を担当した医者からも「海鮮の処理をする際はゴム手袋などを装着し、素手で触らないほうが良い」と注意喚起が出されました。