「生理時の彼氏の神対応」 動画がカップルYouTuberの鉄板ネタな理由とは?

カップルユーチューバーの多くがする定番人気の「生理ドッキリ」はどのようにして始まり、定着した?

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(pressureUA/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

10代を中心に、テレビに取って代わるほどの人気を博しているYouTube。多種多様なコンテンツが存在しますが、とは言え「鉄板コンテンツ」があるのも事実です。

YouTubeに疎い人向けにその魅力、文化の独特さをお伝えするべく、前回、46歳オッサンの生活が人気の「やっちゃんねる」をご紹介しましたが、今回は多くのカップルユーチューバーが出している「生理ドッキリ」動画に注目してみました。



■生理ドッキリは鉄板人気のコンテンツ

簡単に説明すると、「彼女が生理で苦しんでいるときに、彼氏がどんな対応を見せるか検証する」という内容。基本的には彼氏が神対応をすることが多く、仕掛け人である彼女側の行動も「ズボンが血まみれになってしまう」「無茶なワガママを言い続ける」など様々です。

人気カップルユーチューバーの多くがこの手の動画をアップしており、例えば登録者数約77万人の「なこなこチャンネル」は「【ドッキリ】彼女が生理痛で苦しんでたら、彼氏はどうする!?」、登録者数約26万人の「おたひかチャンネル」は「【生理ドッキリ】彼女のズボンが生理中で血まみれだったら彼氏はどうする!?」…など例をあげると枚挙に暇がありません。

また、カップルではないものの、チャンネル登録者数約213万人の「ヴァンゆんチャンネル」は過去に複数回この手の動画をアップし、合計で1000万回を超える再生回数を達成しています。



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■もはやドッキリとは言いにくいけど…

ヴァンゆんは日本を代表する人気ユーチューバーのため少々数値が規格外ですが、少なくないカップルユーチューバーも数十万回再生していることから「生理ドッキリは鉄板コンテンツ」であることが伺え、また基本的に彼氏サイドが神対応するため寄せられる声も好意的で、コメント欄が荒れることもあまりありません。

多くのカップルユーチューバー、男女ユーチューバーがこの手の動画をアップしている以上、すべてがガチのドッキリである可能性は低いと考えられますが、とは言え、ドッキリと標榜しつつ完全にドッキリではないのはテレビ番組でもよくあること。ということで、ここではその是非ではなく、現象そのものの歴史を見ていきましょう。

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