セクシャルマイノリティが話題に上がるようになり、関連の情報を目にすることが増えてきています。しかし、専門用語が多すぎるあまり、理解しようと思っても読み解くのに時間がかかってしまう人もいるのではないでしょうか。
fumumu取材班は、マイノリティを説明する上で頻出する、マイノリティではない“性自認が出生時の性と一致していて、なおかつ異性愛者である人”を指し示す言葉を聞いてみました。
①シスジェンダーでヘテロセクシャル
「シスジェンダーとは、性自認と出生時の性が一致していることで性自認を指し示す言葉。ヘテロセクシャルは異性を性的指向(恋愛指向)とすることで性的指向を指し示す言葉です。
この2つが合わさると、“セクシャルマイノリティではない人”という認識になります。
そういう性自認でありなおかつ性的指向である…と説明しただけのものなので、硬派な情報コンテンツでは『シスジェンダーかつヘテロセクシャル』と表現されている印象があります」(20代・女性)
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②マジョリティ
「セクシャル“マイノリティ”=少数者なので、多数者として、異性愛者で性自認が出生時と一致している人のことをマジョリティと表現することがよくあります。
実際、人の性自認や性的指向は目に見えないので、本当に多数者なのかはわからないと思うんですけれど…。
昔から、“普通”と言われてきたから、マジョリティという言葉が用いられているんでしょうね」(20代・女性)