中国・北京の食品卸売市場「新発地」から新型コロナウイルスの感染が「輸入サーモン」から発生したのではと囁かれている中、新たな事実が判明しました。
この輸入サーモンが販売店舗の「食品偽装」がわかったことから現地のネットユーザーから怒りの声が沸き起こっています。
■食品偽装が発覚
当初、中国当局は「新発地」で販売されていた輸入サーモンを切ったまな板から新型コロナウイルスが発見されたと発表。「第2波」は欧米からやってきたのではないか? という議論が行われ、各販売店はサーモンを発売停止にするなど大きな騒ぎとなりました。
しかし、それまで「サーモン」を提供していたレストランは次々と「私たちは輸入サーモンを使っていません!」と宣言。
なんと、彼らはサーモンと称した中国産のニジマスを使っていたと主張しており「安全には問題ありません!」と店先やSNSで投稿を行っているのです。
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■「今まで嘘ついてました!」
とあるレストランが「以前サーモンとして提供していたものは、良質な国産ニジマスでした。食品の安全には自信があります!」「新型コロナウイルスの心配はありません」とコメントを発表したのを皮切りに、各地のレストランや食堂が続いたこの現象。
中国のSNSでは「てことは、今まで国産ニジマスをずーっと輸入サーモンとして偽装してたの?」「何を信じたらいいかわからない」「輸入ものが危なくなったら実は使っていませんでした~!ってコントかよ!」といった怒りの声が殺到しており、食品偽装問題が再度取り上げられている状態です。