その名の通り、自身の身分を証明する大切な書類・身分証。
万が一なくしてしまった場合は再発行などの手続きが推奨されていますが近日中国にて、とんでもない「悪用」をされてしまった女性の体験談が話題となっています。
■知らぬ間に結婚して離婚?
数年前に身分証を紛失し、後にすぐ再発行を行ったという苗字を「蘇」という女性は、以前恋人と結婚をしようと自身の戸籍を確認したところ、なんとバツイチになっていたと告発。
なんと彼女は2014年に「李」という男性と結婚しており、速攻で離婚していたという記録がついていたとのことです。
蘇さんはこの不思議な現象に驚くばかりでしたが、思い返せば過去に身分証をなくしたことがあり、再発行の間までに悪用されたのではないかと考察。謎の「バツ」を消去してほしいと現地の公的機関に願い出ました。
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■裁判所からは冷たい返事が…
しかし、公的機関からの回答はNO。裁判を行った結果、これらの記録は既に5年という「訴訟期限」を過ぎており受理することは出来ないという返事が返ってきたそうです。
悪用されたことを知らなかったと主張する蘇さんは、「こんなのおかしすぎる!」と現地メディアに告発。
彼女は何度も市役所に書類の提示を求めたものの、「うちにファイルがないんですよ」と拒否され続けたことも訴えました。
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