4日、歌手の宇多田ヒカルさんは黒人男性が死亡したことによるデモを受けて、持論を展開しました。
■「世界史に載るような…」
25日、アメリカで白人男性の警察官が、武器を持たない心臓病のある黒人男性をうつ伏せにさせた上で首を抑えたために死亡する意見が起こりました。
これを受けて、芸能界でも黒い画面で塗りつぶした画面に、黒人に対する暴力や人種差別の撤廃を訴える国際社会運動「Black Lives Matter」をハッシュタグをつけた投稿をする人が続出。
4日にツイッターを更新した宇多田さんは、「日本で生まれ育った日本人からすると人種差別っていまいちピンと来ないかもしれないけど、今アメリカで起きていることは未来の世界史に載るような歴史的な局面かもしれない…」と、今回の黒人男性の事件および人種差別は大きな出来事だった旨を綴り、「というかそうであってほしい」と、社会に変化をもたらしてほしいと願う投稿をしました。
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■「根深い問題」
続けて、「アメリカの、黒人に対する差別というのは、単に人が別の人種の人を見てなにか差別的な感覚を抱くっていうような人種差別の話ではなくて、国家・社会の仕組みの根深い問題」と、これまでの長い歴史に関わっていることで、今回黒人の死亡によってそれが表立ったことを言及。
「アメリカの黒人の歴史・現状を全く知らない人も、ある程度知っている人も、もっと知ろうとする機会になるといいな」と、歴史を知るきっかけになる可能性になることを願いました。
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