ヒカキン、yahoo!基金と連携し医療支援基金を立ち上げ 自身も1億円寄付
ヒカキンさんが、「コロナ医療支援募金」を設立しました。
ユーチューバーのヒカキンさんが、21日に「Yahoo!基金」の協力のもと医療支援を目的とした「コロナ医療支援募金」を立ち上げました。自身も1億円の寄付を行なっています。
■コロナ医療支援募金
ヒカキンさんは基金を立ち上げ、自身も1億円入れたことを報告。「よろしければ、僕と一緒に募金して下さい」「今、僕たちの命を守ってくれる人たちを支えましょう」と呼びかけています。
「コロナ医療支援募金」は、Tポイント1円から募金できる手軽なもの。ヒカキンさんのユーチューブを拡散することで、ヒカキンさんが募金を行なっていることが周知されるため、拡散することも支援につながります。
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■立ち上げの経緯
募金の立ち上げについては、新型コロナウイルス感染症が世界的な問題になっていく中で、今まで何か自分にできることがないかと考えて来た一環であることを説明。
ユーチューブの動画を通じて、外出自粛を呼び掛けたり、小池都知事と対談したり、感染経験者へのインタビューで生の声を届けたりしていく中で、たくさんの視聴者からメッセージが寄せられるようになり、一人の医療従事者からSNSでDMが来たことを明かしました。
DMの内容は「ヒカキンさん、怖いです。まさか今まで仕事をして来て、こんな未知の恐怖が突然やってくるとは思いませんでした。毎日不安で不安で仕方がありません。もちろん仕事から逃げるなんてことは許されませんし、さらには大切な家族に移して万が一のことがあったらと思うと家族に会うこともできず、家にもずっと帰れていません。この現状を少しでも知って頂きたいです」といったものでした。
そこでヒカキンさん自身も医療従事者の労働環境を調べ、感染防止のための物資が足りずビニール袋で雨ガッパで防護服を作っている事実や偏見・差別がある事実などを知り、基金を立ち上げる必要があると思ったようです。
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■負担軽減や感染リスク低減も
現在、感染者報告が減少傾向にありますが、この時期に基金を立ち上げた理由は「緊急事態宣言緩和後も感染第2派が予想されていますので、医療現場には引き続き支援を続けるべきだと思っています」と説明。
募金の期間は21日〜6月末までの約1ヶ月。集まった募金は各自治体や医療支援を行うNPOを通じて、マスクや消毒液を始め、防護服や医療用品その他にも医療従事者の負担軽減や感染リスク低減のための支援活動などに使われます。
物資の寄付や労働負担軽減のためのホテル提供などはあっても、医療従事者の不安に沿った柔軟な募金というのは今まであまりなかった印象です。安心して働いてもらうためにも、余裕のある人は寄付を行いたいですね。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)