レストランの料理にタバコの吸い殻 監視カメラを確認すると痰まで入っていた

楽しい食事のはずが最悪な経験に。

厨房
(dima_sidelnikov/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

美味しいご飯をさあ食べよう! と思った瞬間、髪の毛が入っていてテンションが下がった…という経験はありませんか?

近日、中国の某レストランにて髪の毛どころではない「異物混入」騒ぎが発生。その後の対応を含め大きな話題となっています。



■料理の中に吸い殻

5月10日、不幸にも悲劇に襲われてしまったのは、中国・西南のあるレストランで食事をした鄭さん一家。

出された野菜餡掛けの味が濃いと思った鄭さんは、「もっと薄味な物を子供に食べさせたい」と思い、他の物を注文しようとしたところ、レストラン側から「お口に合わなかったようなら作り直しますよ」と申し出があったそうです。

しばらくして作り直されたものを食べ進めたところ、そこにはなんとタバコの吸い殻が。急いでウエイターを呼び止め、事実確認をしてもらった所「コックが誤って落としたものかもしれません。よろしければ監視カメラの映像を確認してください」と謝罪を受けました。

後に「見なきゃよかった…」と後悔する羽目になるなんて、この時は思ってもいなかった鄭さんは言われるがままに映像を確認します。



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■マスクも未着用

厨房に立っていたコックは、必須とされるマスクを着用していませんでした。新型コロナウイルスの感染が心配される中、これだけでも恐ろしいと思う人は多いでしょう。

また、彼はタバコの吸い殻をナチュラルに投げ入れた他にも、絡まった痰を鍋に吐き捨てていたではありませんか。

映像を見た鄭さんは我慢ならなくなり激怒。「これ以上の釈明は受け付けません」と宣言し、料理を食べてしまった家族を急いで病院へ連れて行ったそうです。これは平時だとしてもアウト…。



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■公衆衛生問題が浮き彫りに?

その後、管轄の保健所は「該当レストランに対し厳重な処罰を行った」と声明を発表。現在は一時営業停止となり、タバコと痰を料理に混入したコックは処分されたとのことです。

レストラン側からも謝罪文が出されているそうですが、少なからず料理を口にしてしまった鄭さんにとってはこの上ない災難だったのではないでしょうか。

ネットからは批判の声が殺到しているほか、「中国は公衆衛生レベルをもっとあげなきゃ駄目」といった嘆きも見受けられました。

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(文/fumumu編集部・AKO

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