家で過ごすことが求められる状況で、人間関係にも少しずつ変化が起きているようです。会わないからこそ、あぶり出される問題もあるようですよ。
fumumu取材班が、人間関係で変化したことを聞いてきました。
①会いたい人が明確に
「家にいる時間が増えたことで、『この人に会いたいな』と思う人がすごく明確になりました。
私の場合は職場の先輩と同期なんですが、職場で毎日のように会っていたときは、会いたいなんて思わなかったんです。リモートワークになって、たわいのないお喋りを楽しんでいたんだなぁと気がつくことができました。
気軽に人と会わないからこそ、今後も付き合っていきたい人間関係が見えてくるんだと思います。うれしい発見でしたね」(20代・女性)
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②惰性の交友関係が消えた
「暇つぶしで友達と遊ばなくなると、まったく連絡を取らない子と、ちょくちょく連絡を取り合う子がハッキリ分かれました。
惰性で付き合っていた子は、直接会わなくなると、わざわざ連絡も取らないんですよね。自然と交友関係が消えていくのを感じています。
逆に、会えないけど連絡が途切れない子は、やっぱり自分にとって大切な存在なんです。気軽に会いに行けないことは寂しいけど、人間関係が綺麗に一掃されたのかと思うと、清々しさもあります」(20代・女性)
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③自分に目を向けられた
「今まで友達や恋人と過ごすことで、目を逸らしていた自分自身の問題と、ちゃんと向き合っている気がします。
考えなくてはいけないことがあったとしても、遊びに誘われるとつい出かけてしまっていたんです。家にいることが増えて、ひとりで考える時間も自然と増えて。
見て見ぬふりをしていたことに、やっと取り組めている気がします。人との交流に変化があったことで、自分にも大きな変化があったんだと思います」(20代・女性)
会わないからこそ、自分にとって大切な存在だと気がつくこともあるようです。
いつかまた自由に会える日がくることを信じて、電話やメールで今しかできない交流方法を楽しんでいきたいですね。
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(文/fumumu編集部・nana)