子供の成長は、親としてとっても気になる物。しかし、体に異常が見つかった場合そうはいきません。
中国・広東省にて2歳の女の子の股下からの血が止まらないという事件が発生。その恐るべき原因に多くの人々が驚きの声をあげています。
■2歳半で生理?
現地メディアの報道によると、女の子は8か月もの間断続的に股から血を流していた上、その血からは異臭がしたとのこと。
この家庭では祖母が頻繁に「栄養剤」という成長を促すような食品を食べさせていた為両親は「性早熟症か」と疑っていたそうです。
中国では子供の身長を伸ばすため、一部の親がこういった「栄養剤」が迷信であるにも関わらず多用してしまうことがあり、月経の開始が早すぎたり体重が重すぎる性早熟児が増加している背景も存在しています。
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■原因は早熟ではなく…
その後、さすがに心配になった両親が娘を病院に連れて行ったところ医者は「いくら性早熟児と言えど、この年齢で月経が来るとは到底考えられません」とキッパリ。
内視鏡などを使った詳しい検査を行った結果、女の子の膣の中に綿状の物が見つかったと言います。
「水溶性ではないもの」とされた物の正体は、2~3センチ程の綿。コットンを丸めたようなものでした。急いで取り出した所、物体は紫色に変色しており、約8か月間女の子の体内に入っていたのではないかと推測されています。
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■こういった事故は多発している
治療を担当した医師曰く、「子供が好奇心から自身の膣に物を入れたのでしょう。右も左もわからない年齢ですから、こういった事故が無いとは言い切れません」とのこと。
婦人科では毎年このような事案が起こっており、過去にはペンの蓋、のりの蓋、乾電池など、様々な異物が体内に残されているケースがあるのだとか。
中には2~3年置きっぱなしだったこともある為、子供を持つ親は常に注意して欲しいと警告しています。何故8か月も放置してしまったのかという疑問はありますが、ひとまず女の子は助かったようです。
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(文/fumumu編集部・AKO)