キンコン西野、読み聞かせによる著作権問題を受け…「全然オッケーです」

西野亮廣さんが、自身の作品の利用について言及しました。

西野亮廣

新型コロナウイルスによって自宅待機することになった子供たちに向けて、声優の梶裕貴らをはじめとした様々な人が読み聞かせを実施しています。

18日、実業家で漫才コンビ・キングコングの西野亮廣さんが、著作権問題が一部で生じていることを言及。それに伴い、自身の作品について考えを述べました。



■読み聞かせは、著作権侵害?

15日、読み聞かせ動画が目立つ「だるまさん」シリーズを刊行しているブロンズ新社が、悪意なく、それどころか善意で読み聞かせをしている人たちがいることを受けて、ネット上で著作権侵害の対応に苦慮していることが報じられました。

読み聞かせの絵を移してしまうのはもちろん、イラストを描いたとしても制作した時点で、複製権(21条)または翻案権(27条)侵害が成立。文章を読むだけでも衆送信権侵害(23条1項)に該当し、刑事上は10年以下の懲役・1000万円以下の罰金刑(119条1項)が定められています。



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■管理委託を受けている出版社に…

SNSでも、新型コロナウイルスにより読み聞かせ等の情報配信の需要が高まったことで、「こういった行いを賞賛する事は結構なのだけど、一方で配慮の足りない人が善意から著作権の存在する絵本などの読み聞かせをアップして自覚無き著作権違反になってしまっている実態も伝えるべきでは無いか」「Youtuberさんが漫画を紹介する際も、無許可で中身を公開するのはNGです。商業出版物であれば作者ではなく管理委託を受けている出版社にご一報を」などの注意喚起が多くされています。



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■「全然オッケーです」

これを受けて、西野さんは「絵本の読み聞かせ動画の【著作権問題】が話題になっておりますが、僕の作品(全作)は、YouTubeで読み聞かせしていただいて全然オッケーです。 動画に広告を付けてもらっても(収益化してもらっても)構いません」と断言。

加えて、あくまでこれは自分自身が自分の作品を許可しているに過ぎず、独自で決めたルールであるため、「他の作家さんに強要しないでください」とお願いしています。

善意のつもりで違法行為をしてしまうのは辛いですよね。梶さんたちは著作権フリーの「青空文庫」を活用しています。正しくルールを理解した上で、活動を行なっていきたいですね。

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(文/fumumu編集部・fumumu編集部

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