Stay Home! 自主休校を決めたママたちの心の内
感染しない、うつさない、いのちを守るために。自主休校を決めたママたちに、話を聞きました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「感染しない、うつさない、いのちを守る」をコンセプトとした「Stay Home」プロジェクトの賛同者が増えています。
外出の機会を減らすことで、感染リスクを少しでも減らそうと、子供の自主休校を決めたというママたちも。
fumumu取材班が、詳しい話を聞きました。
①少しでも感染リスクを減らしたい
「狭い教室内で、約2mと言われているソーシャルディスタンスを維持するのは不可能でしょう。
感染しないようにするのはもちろん、他人に移さないためにも、新型コロナウイルスが収束するまでは、自宅で待機すべきだと思います」(30代・女性)
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②感染したら居場所を失う恐れも
「新型コロナウイルスに感染してしまった場合、子どもがいじめの対象にされるのではないかと思うと、安易に学校には行かせられません。
『○○のせいで感染した』なんてことになったら、学校に子供の居場所がなくなるのはもちろん、私たち家族だって引越しを余儀なくされるかもしれません。
自主休校したとしても、仕事や買い物などで家族の誰かが外出している以上、感染リスクをゼロにできないことは分かっているのですが…」(30代・女性)
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③自主休校が増えることで気付きを
「『入学式を休ませることにしました』というタレントのマギー審司さんのTwitterに勇気を貰い、我が子も自主休校を決めました。
『クラスターになる確率は高い思うし、今このタイミングで学校再開は絶対におかしいー』というツイートは、私たち夫婦が心配していたこと、考えていたことと全く一緒でした。
学校や教育委員会、自治体に休校延長を訴えても学校での授業が継続される中、自主休校している自分たちの行動が、周囲に気付きを与えるきっかけになることを願っています。そして、休校が再開されることを祈っています」(30代・女性)
自主休校でも、欠席扱いではなく、出席停止として扱う学校も増えています。
どのような結果になってとしても、保護者も子どもも納得でき、後悔することのないような選択肢を選びたいものですね。
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(文/fumumu編集部・志都)