ラブホテル評論家の日向琴子です。今回紹介するのは、カップルはもちろん、女性同士にもオススメ!
巣鴨駅正面口から徒歩1分のところにある『シャトーすがも』を紹介します。
シャトーすがもは、都内では珍しい、回転ベッドのあるラブホテル。回転ベッドは1985年の新風営法により新たに設置することが禁じられ、減ることはあっても増えることはない貴重な昭和遺産なのです!
■「おばあちゃんの原宿」巣鴨
『シャトーすがも』は、その名の通り、「おばあちゃんの原宿」として知られる巣鴨駅にあります。渋い。
看板に使われている文字も、昭和感漂う素敵な字体。夜になるとネオンが綺麗です!
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■303号室回転ベッド
そしてこちらが303号室。回転ベッドのあるお部屋です!
天井には素敵なステンドグラスが、どこか敗退的で耽美な雰囲気を醸し出してくれます。まさにデカダンス!
回転ベッドのヘッドボードは鏡ばりになっていて、ピカピカの鏡と、アンティークなフレームがとてもドラマチック!
ステンドグラスの硝子や、こういう鏡の独特な雰囲気は、やはり歴史を重ねているからこそ生まれる本物。ここにしかない、まさに美術品です。
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■撮影でも使われる
私自身もテレビ番組の撮影でロケに行ったことがありますが、この『シャトーすがも』、回転ベッドがあるだけでなく、鏡ばりの天井やタイル張りの部屋など、昭和ラブホのエッセンスが随所に光る客室ばかり!
飴色のランプの柔らかな灯りは、どんな女性も美しく照らしてくれます!
基本的に、2名様での利用となりますが、女性同士もOKなので、撮影ごっこしても楽しそう!
どのお部屋も、細部に渡って細かい装飾が施されているので、インスタ映えしますよ!
ホテルのスタッフさんもとっても親切なので、回転ベッドのお部屋を目がけていきたい場合は、問い合わせてみてくださいね。
★『シャトーすがも』
【住所】東京都豊島区巣鴨1-28-8
休憩:税込3,800 円均一〜 / 宿泊:税込5,800円〜
都内では珍しい、昭和のエッセンスが今なお濃く残るレトロなホテルです。いちど行ってみる価値あり!
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(文/fumumu編集部・日向琴子)