■内閣府は「ゴミ」と激怒
イギリスでSIMなどを販売する会社・Mobile UKは騒動について「噂によってわが社の社員が傷つけられること、他の基地局や施設が破壊されることを懸念している」と声明を発表。
英国の内閣府担当大臣・マイケル・ゴーヴさんは4日の記者会見にて、「バカげたこと」「劣悪なフェイクニュース」「ゴミのような噂」と発言しており、同じく記者会見に出席していた国営医療サービス事業の総監であるステファン・ポイスさんも「この噂に対して怒りが湧いている」「公共サービスの要でもある基地局を破壊するなど言語道断だ」と怒りを露わにしています。
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■現代には欠かせないネットワーク
続いてステファン氏は「現代においてネットワークはとても大切なもの。自宅待機の中で親族や友人に会えない今だからこそ必要なものである」とコメント、基地局が破壊された場合医療サービスにも影響を与えると説明しました。
平常時には笑って聞くだけの噂話も、緊急事態には心を蝕む枷になってしまうかもしれない…。焦ってしまう気持ちは理解できますが、様々な情報が交差する中、私たちは自ら取捨選択をしていかなければならないのかもしれません。
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(文/fumumu編集部・AKO)- 1
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