新型コロナウイルスが蔓延し、予断を許さない状況下にあるスペインから悲しいニュースが届きました。
77歳の男性が陽性診断を受けてしまい、苦悩の末に病院の窓から投身自殺。そのまま死亡してしまったことが現地メディアより報道されています。
■陽性判定が下されて絶望
この男性は3月28日、スペイン・グラナダ市に位置するVirgen de las Nieves病院にて新型コロナウイルスの陽性判定を受けたそう。医師は彼に対し、「更なる検査と治療を行いましょう」と告げました。
深刻な医療崩壊が起こっていると伝えられる中での陽性判定に絶望してしまったのでしょうか。男性は医師からの指示を仰ぐ為に待機させられたわずかな時間の中で7階にある病室の窓を開け、そのまま飛び降りてしまいます。
医療スタッフが必死の治療を施したものの、70歳を超える年齢、そして7階という高層から落ちたことからそのまま帰らぬ人となったようです。
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■本当は治るはずだったのに
陽性であることを告げた医者は、「患者が自殺した」という報告にとても驚いていると語ります。
この男性は高齢であるものの持病はなく、健康状態が良好だったため、治癒の確立が非常に高かったこと、そもそも軽症であることをハッキリ伝えるべきだったと後悔している様子を見せました。
現地の警察は、死因は全身を強く打ったためですが、陽性判定を受け動揺してしまったが故に自らの命を絶ったのではと説明しました。本当に、自ら命を絶つことなんてなかったのです。
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■コロナストレスに注意
その他にもイタリア、アメリカなど、世界中で深刻な状況を見せる新型コロナウイルスの蔓延。もちろん日本も今後例外ではなくなるかもしれません。
しかし、様々な情報が錯誤する中で、ストレスをためてしまう人が続出しているのも事実。「かからないほうがいい」「重症化までが早い」とネガティブな発言が目立つ中、苦しいながらも確実に治癒しているケースも存在します。
感染したと告知されたとしても、ひとまず落ち着くべきなのかもしれません。
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(文/fumumu編集部・AKO)