顔相鑑定㊸:柄本佑はアジメン顔 セクシーさの秘密は目にあった!
顔相鑑定士の池袋絵意知が、今話題のあの人やこの人の顔相を解説します。今回は、俳優の柄本佑さんを鑑定!
顔相鑑定士の池袋絵意知です。今回は俳優の柄本佑さん。3月11日に終了したドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)では、主演の吉高由里子さん扮する真壁ケイトの元カレ尾高由一郎を演じ「色気がすごい」と話題になりました。
映画でも活躍中で4月24日公開に『一度も撃ってません』や『痛くない死に方』(今年夏公開予定)など、出演作品が控えています。
■柄本佑はイケメン?
『知らなくていいコト』では、キスシーンでの立ち振舞いや声のトーンと話し方など、そのかっこいい演技に心を奪われる女子が続出し「イケメン」と話題になりました。
ただ、この連載で取り上げた多くの「美形イケメン俳優」のようにきれいに整った顔ではなく、造形的には美形イケメンではありません。デビュー当時は「じゃがいもみたいな顔」と思ったほどです。
それが、ぼんやりした目元が凛々しくなり、10代、20代、30代と顔の脂肪が減ってきたことでシャープなアゴのラインが出来ました。
しかし荒っぽい眉、頬が横に出てボコっと出たような個性的な輪郭はそのままで、他の俳優にはいない「個性派イケメン」の顔になっています。言うならば、味がある顔の「アジメン」です。
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■顔はイメージの重ね焼き
また、顔はイメージであり、「顔」というのは単独では存在しません。顔は「見る人と見られる人の関係」のなかにあり、「顔はイメージの重ね焼き」なのです。
カッコ良い役を演じる柄本佑さんをテレビで見ているうちに、視聴者は柄本佑さんの顔のイメージがどんどん良くなり、一般的にブサ要因とも言われる横に出た頬も「あばたもえくぼ」でカッコ良く見えるのもあります。
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■歴代美人女優と共通する目
柄本佑さんのお顔でもっとも特徴的なのは目で、目と目の間が離れていて吊り上がった切れ長の目をしています。この2つの組み合わせも珍しいのですが、黒目の位置がほんの少し上外側にあります。
外斜視気味の相というのは美人女優に多く、戦後日本の三大美人の1人である原節子さん(もう1人は吉永小百合さん)、3人目としてよく名前があがる高峰秀子さんと夏目雅子さんもこの相です。
現代では仲間由紀恵さんがいますが、「視線がわかりにくい」、「角度によって顔が変わって見える」などの理由から見るほうは妙な色気を感じます。柄本佑さんの顔をセクシーに感じた人はこれも一因でしょう。
そんな柄本佑さんなら女性の役でもこなしてみせると思うのですが、女形の歌舞伎役者の半生を描いたような映画なら、新しい魅力を世間に見せつけてくれるのではないでしょうか。
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(文/fumumu編集部・池袋絵意知)