ゲイが「それはステレオタイプなんだよな〜」と思う世間のイメージ
ゲイセクシャルの人に、世間の誤解だと思うイメージを聞いてみました。
ゲイセクシャルをカミングアウトした人がテレビで出演するようになったり、ゲイバーに一般の人も訪れたり…まだまだ苦悩を抱えているLGBTの方も多いものの、ほんの少しだけ生きやすくなりつつあります。
しかし、それゆえに生まれている固定観念をゲイの人は感じることがあるようです。fumumu取材班は、詳しく話を聞いてみました。
①頭が良くて話が面白い
「僕はゲイバーが好きなのですが、とてもアットホームで素敵な空間ですよね。店によってだいぶ店の雰囲気が変わりますが、基本的に、ゲイの人だけではなく、ほかの人も入りやすく、ワイワイやっていると思います。
だからなのか、ゲイ=話術があって、人を楽しませるだけの話術があるというイメージがあるらしく…。ゲイバーで働いている方はそうかもしれませんが、ゲイ全体で見れば、口下手で寡黙なタイプもいますからね…」(20代・男性)
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②お悩み相談がうまい
「LGBTのイメージやゲイのイメージを良いものにするためかもしれませんが、いわゆるオネエキャラのゲイが、お悩み相談室のようなものを設けているのをテレビでよく見かけるようになりました。
彼らは、女心をよく知っているので、ゲイバーなどでも女性の話を引き出したり、悩みを聞いたりするのがうまいのではないかと思います。
ですが、もちろんゲイ=オネエではないし、ゲイみんながお悩み相談がうまいかというと、そうではないのも知ってほしいです。『ゲイなんだ』とカミングアウトした時に、女性の友達に『じゃあ、ガールズトークみたいなのいける?』と言われて、『うーん、違うんだよな…』と思ってしまいました」(20代・男性)
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③マッチョが多い
「まあ、素敵な筋肉の人はモテますよね。それを知っているからこそ、ゲイのマッチングアプリでは、露骨に筋肉アピールをする人もいるくらいです。モテるために筋トレをする人も多いと思います。
ですが、そういう人たちばかりが目立って、『ゲイってマッチョが多いよね』と言われると、『いや、全然そんなことないんだけど』…とむず痒い思いをしています。別に、筋肉に興味がある人ばかりではないですし、人の好みはそれぞれありますからね〜」(20代・男性)
ゲイの人に会った時など、イメージで決めつけすぎないように気をつけて、その人自身をみたいですね。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)