相談したのにスッキリしない…相手に話を聞いてもらう3つのコツ
誰かに相談するときに、相手の聞く力にだけ頼っていませんか? 話す側にも、意識するべき点はあるようですよ。
「せっかく話を聞いてもらったのに、なんだかスッキリしないなぁ…」 そのモヤモヤ、どうすれば発散できるのでしょうか?
相手に話を聞いてもらうコツを、fumumu取材班が聞いてきました。
①要望を伝える
「誰かに相談をするときは、最初に自分の要望を伝えるようにしています。
『イライラするから、最後まで話を聞いてほしい!』とか、『どうすればいいか分からないから、アドバイスがほしい!』って、話す前に相手に伝えてしまうんです。
話を聞いてほしいときにアドバイスをもらったり、意見がほしいときに慰められるだけだと、お互いにスッキリしなくて空気が悪くなるんですよね。こちらがどうしてほしいかは、伝えないと相手は分からないと思います」(20代・女性)
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②時間に余裕を持つ
「話す時間には、余裕を持ったほうがいいと思います。イライラすることがあったとき、今すぐ言いたい! と思って近くにいる人を掴まえて話すこともあるんですけど…。
相手も聞くポジションに入っていないし、時間を取ってくれているわけでもないから、不完全燃焼になることが多いんですよね。少しだけ話したことで、怒りに火がついてイライラが増してしまうこともありました。
誰かに相談したいなら、焦って話さなくてもいいように、ちゃんと時間を作ってもらったほうがいいと思いますよ」(20代・女性)
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③小分けにしない
「自分の悩みを、ズルズル小分けにして話すのはやめたほうがいいと思います。相手からしたら、『また同じこと言ってるよ…』と面倒な気持ちになるだけなので。
自分が本当に悩んでいることでも、いつも同じことを話しているだけだと、誰も聞いてくれなくなると思います。話すなら、一度にドカッと吐き出して、自分の中でなにかしらの答えを探すべきですよね。
愚痴を言いたいだけなら、『軽い愚痴だから聞いて~』と聞く側の力を抜いてあげたほうがいいですよ」(20代・女性)
答えを探す気のない相談を聞かされるのは、相手にとってもつらいものです。
愚痴を聞いてほしいのか、意見がほしいのか、事前に伝えるテクニックは簡単に活用できそうですね。
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(文/fumumu編集部・nana)