タレントの川崎希さんが、自身や家族に対して誹謗中傷を続けてきた女性を書類送検したと、警察から連絡があったことを明かしました。
■昨年、告訴
以前から川崎さん自身や夫でタレントのアレクさん、家族に対して「家族の安全を脅かすような内容」などの書き込みが続いていることを受け、所属事務所の弁護士さんを通して、発信者開示請求をしていた川崎さん。
昨年10月には、東京地方裁判所で発信者情報開示請求の申し立てが認められたこと、これまで誹謗中傷やプライバシー侵害をしてきた人たちの名前と住所が開示されたことを報告しました。
そして誹謗中傷をしてきた人を特定し、警察署に告訴していました。
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■「とても残念」
4日、川崎さんは「ご報告」とブログを更新。前日に警察から「女性2人を侮辱罪で書類送検した」と連絡を受けたことを明かしました。
女性2人は、それぞれ自分の書き込みを認めながらも「他の人も書いているし大丈夫だろう。バレないだろうと思った」とのこと。
川崎さんは「匿名のインターネット掲示板ではバレなければ人を傷つけてもいいと思っている人が複数いるのだと思いとても残念に思いました」と心情を吐露。
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■匿名だけど、匿名じゃない
しかし、どこの誰が書き込んでいるのかわからず、不安な日々を過ごしていたため、特定されたことや警察が対応してもらったことを「本当によかったと思っています」と綴っています。
また、今後も自身や家族に対して名誉毀損や侮辱をした人に対して、法律の手続に従って、対処していくことを記しました。
長い間、抱えてきた苦しみが解消されているわけではありません。その時の勢いや感情での書き込みが、人を苦しめているのかもしれない…という想像力が必要ですよね。
なかには「苦しめたい」ために、書き込みをしている人もいるでしょうが、刑事事件として取り扱われる行動をしている、ということを忘れてはいけません。
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(文/fumumu編集部・冬野 とまと)