褒めればいいってわけじゃない!? 人を不快にさせる褒め方3つ
自分がよかれと思って褒めたことが、相手を傷つけることもあるようです。不快に感じた褒め言葉を聞いてきました。
相手の気分をよくするために、安易に褒め言葉を使っていませんか? よかれと思って褒めても、相手にとっては傷つく言葉になることもあるようです。
fumumu取材班が、言われて不快に感じた褒め方を聞いてきました。
①過去を馬鹿にする
「ダイエットに成功したときに、友達がすごく褒めてくれたのはうれしかったんですが…。そのとき、『昔はちょっと子豚みたいだったもんねー!』と言われたのはショックでしたね。
今は子豚じゃないよ、と言う意味だったと思うんですけど、昔の自分を馬鹿にされている気がして、いい気持ちにはなりませんでした。
現在の姿を褒めるときでも、過去と比較して中傷するのは、避けたほうがいいと思います」(20代・女性)
②周りと比較する
「男女混合のグループで遊んだときに、男の子から『ほんとかわいいよねー! 〇〇と全然タイプ違うじゃん!』と、その場にいる女の子と比較されて褒められたんです。
まじでやめてくれよ…と思いましたね。周りの空気も悪くなるし、比べられた女の子も気分が悪いじゃないですか。
私が比べたわけじゃないのに、なぜか私が悪いような気がしてくるし…。誰かを傷つけるような褒め方しかできないなら、黙っていてほしいです」(20代・女性)
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③容姿ばかり褒める
「肉付きのいい体がコンプレックスなんですけど、男女問わず、『エロい体してるよね~』と言われることが多いんです。正直、めちゃくちゃ気持ち悪い発言だなと思います。
エロいからって、それが私にとってメリットになるわけでもないのに…。相手は褒めているつもりでも、言われた側はただ不快なんですよね。
『胸が大きい』など、体の一部分を強調して褒めるのも、同性だとしてもセクハラのように感じます」(20代・女性)
誰かを褒めるときに、他の誰かと比較する必要はどこにもありません。
本心で相手を褒めたいと思うなら、その人自身のことだけを伝えたほうが、穏やかに会話ができそうですね。
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(文/fumumu編集部・nana)