「どうして怒鳴るの…」 いちいち声を荒げる上司への上手な対処法
些細なことで爆発して、大きな声で怒鳴ってくる上司。上手な対処法を聞いてきました。
導火線が短く、些細なことで爆発する上司。あなたの周りにもいませんか?
大きな声で怒鳴ってくる相手に、どうやって接すればいいのでしょうか。fumumu取材班が、いちいち声を荒げる上司への対処法を聞いてきました。
①話が終わるのを待つ
「怒っている人に対して、話の腰を折って反論するのは逆効果だと思います。話をストップされたことに、さらに怒ってしまうんですよね。
怒りを聞くのは疲れますけど、余計な油を注がないためにも、話が終わるのを待つほうがいいと思います。
一旦怒りを発散してもらうことで、冷静な話し合いに持ち込めることも多いですよ」(20代・女性)
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②同じ熱量で話さない
「怒鳴っている人に張り合うために、こちらも同じ熱量で返してしまうのは危険ですよね。ただの怒鳴り合いになってしまって、取集が付かなくなってしまうと思います。
喧嘩と話し合いは、まったく違うものですから。喧嘩になると、なにも解決できずにお互いイライラするだけだと思います。
相手が怒鳴っても、あくまでもこちらは冷静に返して、相手の怒りに引きずられないことが大切です。相手の怒りに巻き込まれると、自分が疲れてしまいますから」(20代・女性)
③お礼を言うときは大げさに
「いつも怒鳴っている人って、周りから孤立していると思うんです。周りに理解してもらえないイライラを、些細なことで爆発させてしまうのかなって…。
私の職場にも、いつも不機嫌なおじさんがいたんです。仕事はできる人で、サポートしてもらうことも多かったので、少し大げさにお礼を伝えるようにしてみたんですよ。
そしたら、周りの人から『あの人、あなたにだけは結構優しいよ』と言ってもらえるまでになったんです! 自分は敵ではないと知ってもらうことで、壁がなくなるんですかね。
野生の動物との交流みたいだな~と思って、最近は会話を楽しんでます(笑)」(20代・女性)
あまりにも理不尽なことで怒鳴られるのなら、周囲や自分が気がついていなくても、パワハラが行われている可能性もあります。
自分だけで対処しようとせずに、信頼できる別の上司や相談窓口に話してみるなど、人の手を借りることも検討してみてくださいね。
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(文/fumumu編集部・nana)