あらゆる業界で活躍する女性たちを自分に課している7つのルールを軸に紹介していくドキュメンタリー番組『7RULES(セブンルール)』(フジテレビ・関テレ系)。
今回、音楽の世界で覚悟を決めて奮闘する女性の姿がネット上で話題になっています。
■異国の地で
今回の主人公は、指揮者の斎藤友香理さん。音大を卒業し、指揮者を志しました。
あの世界に名をとどろかせている指揮者・小澤征爾さんなどのもとで指揮を学び、2015年には部三尊国際コンクールで聴衆賞とオーケストラ賞を受賞。現在はクラシックの本場・ドイツのドレスデンを拠点に活動しています。
今夜11時オンエアの「#7RULES」は、クラシックの本場・ドイツを拠点に活躍する、指揮者 齋藤友香理に密着🎶!狭く険しい"指揮者"の道に向き合い「観客の心を動かす」演奏を追い求める彼女の「#セブンルール」とは?#青木崇高 #YOU #本谷有希子 #若林正恭#小野賢章 pic.twitter.com/06aqnjGx9I
— 7RULES (セブンルール) (@7rules_ktv) February 18, 2020
しかし、指揮者の世界はそう簡単なものではありません。ここ一年の生活はというと、オーディションを受けては落選する日々。ヨーロッパでは指揮者の活動をドイツで全くできていないという状況にさらされています。
この状況に対し、斎藤さんは「『もうちょっと勉強しなさい』っていう合図なんだな」と前向きにとらえています。自分を奮い立たせながら、目標に向かって邁進する姿が見られました。
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■指揮以外では稼がない
斎藤さんが日本に帰るのは、演奏会があるときのみ。本番前は、妹さんにメイクをしてもらい、本番後は町内会の人たちと飲み楽しむ。自分の家族や故郷の人たちと和気藹々する姿が見られました。
https://twitter.com/7rules_ktv/status/1229774156453097474?s=20
指揮者に関して「人を好きじゃなかったら出来ない職業」と斎藤さん。音楽や声で人と会話する。笑ったり、顔をしかめたりとコロコロと表情を変え、演奏者の人と音楽を奏でる姿はとても生き生きとしていました。演奏者の人たちに感謝をしながら音楽を楽しんでいます。
「指揮以外では稼がない」。音楽にとりつかれ、自分が決めた険しい道をひたすら進む。斎藤さんのアツい想いと覚悟が力強い指揮から伝わってきました。
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■目が離せない
楽しい、苦しい音楽の道を進む斎藤さんの姿を見て多くの人が感銘を受けた様子。
「『指揮以外では稼がない』一歩もひかないその心意気が素敵です」「かっこよかった!魅力的!目が離せない!」と斎藤さんと斎藤さんの奏でる音楽を絶賛する声が相次いでます。
そして、「いつか生で斎藤さんの指揮を見たい」という声も。彼女のバックグラウンドを知ってから聴く音楽はまた一段と味わいが深いものになること間違いありません。
斎藤さんが「指揮」に心奪われたように、人々の心も斎藤さんに魅了されてしまったようです。
こうして今もドレスデンで毎日オーディションを受け続け、夢に向かって進んでいる斎藤さん。いつか、ドイツの歌劇場でオーケストラの人々と音楽を生み出している後ろ姿を見たいですね!
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)