自分の考えが通らないと許せない? プライドの高さを和らげるコツ

意見を否定されたと憤ってしまうばかりでは、自分にとって必要な指摘を逃してしまうかもしれません。

(littlehenrabi/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

自分の考えが通らないとイライラ、つい不機嫌になってしまう…。

自己をコントロールできずに、自分自身が疲れてしまった経験はありませんか? そのプライドの高さで、損をしているのは自分かもしれません。

高すぎるプライドを和らげるには、どうすればいいのでしょうか。fumumu取材班が聞いてきました。



①相手の損で動かない

「損得で物事を考えて、相手の損で動くようになったら本当に身の振り方を考えたほうがいいと思います。


私も、会社の同僚でどうしても負けたくない相手がいて、相手の有利に立つことばかり考えていたんです。相手がミスをする可能性に気がついても、あえて言わなかったこともありました。


そんなことばかり繰り返していくと、自分をどんどん嫌いになっていくんですよね。自分のためにも、相手を蹴落とすことで頭をいっぱいにしないほうがいいと思います。


相手の長所をちゃんと認めたほうが、肩の力が抜けて、自分自身が過ごしやすくなりますよ」(20代・女性)



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②勝ち負けで考えない

「自分の意見が通らないことが、自分の負けだと思わないほうがいいと思います。仕事の場では、たくさんの意見の中でひとつを選ぶのは当たり前のこと。


自分の意見が選ばれなかったと言って、自分が他の人に負けたというわけではないんですよね。勝ち負けで考えてしまと、そのときに最適な答えじゃなくて、自分がいかに勝つかばかり考えるようになってしまうと思います。


自己中心的な思考は周りにもバレるものですから、結果的に自分のためにならないと思いますよ」(20代・男性)



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③あえて引いてみる

「我を通したくなったときは、あえて一歩引いてみるのがおすすめです。他の人にその場をゆずることで、意外な発見があることも多いんですよ。


自分では思いつかなかったアイデアが出てきて、それが自分の経験として活かせることもありました。自分勝手に話を進めなかったおかげで、大変そうな仕事が他の人に流れて、ラッキー! と思ったことも(笑)。


身を引く経験を積んでいけば、意見を出すところと、相手の話を聞くところの使い分けができるようになる気がします」(20代・女性)

一方的に意見を押し付けてばかりでは、相手もウンザリしてしまいますよね。

相手の意見を聞けるからこそ、周りも自分の意見を聞いてくれるようになるのかもしれません。

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(文/fumumu編集部・nana

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