加害者のはずが… 職場で被害者ぶる女子たちへの対処法
職場には、色々な人がいます。自分の立場を守るためなら手段を厭わず、被害者ぶって、相手を貶めようとする人も…
至極まっとうな指導をしたとしても、「精神的な苦痛を感じた」とか「言い方がキツい」など、職場でパワハラ被害者ぶる人は少なくありません。
このような場合、どのように対処したらいいのでしょうか。
fumumu取材班が、経験者たちに詳しい話を聞きました。
①第三者を交えて直接話す
「私は、第三者を交えて直接話し、真実を明らかにします。被害者ぶっている場合、説明に矛盾が生じたり、つじつまが合わなくなるのは必須。真実を歪めることはできません。
大事なのは、面と向かって話すこと。後ろめたいことや自分にも非があることを言おうとしても、事実でないのであれば、本人の目の前にして嘘を通し続けることなんてできませんよ」(30代・女性)
関連記事:注意したくてもできない… 職場にいる「面倒な女子」
②注意する前に上司の承諾を得る
「私は、後輩に注意する前に、現状を報告した上で上司の承諾を得るようにしています。特に用心した方が良さそうな相手に対しては、『このような内容のメールを送りたいと思っているのですが、それでよろしいでしょうか?』と、一言一句に至るまで確認することもあります。
もし万が一、事後に何か言われたとしても、上司から承諾を貰った上でのことなので、責任を追求されるのは上司です。また、個人的に責められることもありません」(20代・女性)
関連記事:「話したくもない…」 苦手な上司やムカつく先輩、どう付き合っていけばいい?
③パワハラを訴え返す
「パワハラ被害者ぶっている後輩から届いた逆ギレされたメールを証拠に、『実は、以前からこのようなメールをもらって困っていました』と、パワハラを訴え返しました。『私が我慢すれば済むと思っていましたし、このようなことで上司に報告・相談するのは申し訳ないと思い、今まで黙っていましたが…』と。
パワハラ被害者ぶっている人が訴えるより前に届いていたメールなので、時系列的に見て逆恨みにも取れる一連の流れに、上司も納得。
パワハラを訴え返す際は、言い訳と思われないのはもちろんのこと、周囲からの理解を得るために、証拠を一緒に提出することをお勧めします」(20代・女性)
今年のパワハラ法改正により、被害者ぶる人はさらに増える可能性があります。
いざという時に困らないように、日頃から用心しておきたいですね。
・合わせて読みたい→パワーハラスメントに泣き寝入りしないために…覚えておきたいこと
(文/fumumu編集部・志都)