仕事がつらい・しんどい・苦しい… 見逃しがちな自分からのSOSとは
自覚がないだけで、自分の体と心からは、様々なSOSが出されているかもしれません。
仕事での様々なストレスを、「これくらいは我慢できる」と軽く捉えていませんか?
自分でも気がつかないうちに、心身はボロボロになっているものです。fumumu取材班が、見逃しがちな自分からのSOSを聞いてきました。
①遅刻が増えた
「どうしても朝起きられなくて、遅刻が増えた時期があったんです。会社に行かなきゃと思っているのに、ベッドからなかなか抜け出せずに、いつの間にか遅刻…。
上司にも注意されるし、周りの人にも迷惑をかけるし、罪悪感だけが増えていきました。同期の子に相談したら、『それって、会社に行くことがストレスすぎるんじゃない?』と言われたんです。
会社に行くことだけを考えすぎて、会社に行けない理由を考えていなかったんですよね。仕事は楽しかったですけど、その時期、上司との付き合い方に悩んでいたんです。
会社に行くと会わなきゃいけないから、それが嫌だったのかなと…。遅刻したくないのにしてしまうなら、会社に行きたくない理由がなにか考えてみるのがいいと思います」(20代・女性)
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②最近眠れなくなった
「体調を崩して休職した先輩は、出社後半はほとんど眠れていなかったと思います。目のクマもどんどん濃くなって、すごく心配でした。
聞くと、やっぱり寝付けない夜も多かったようです。日頃自然に眠れていたのに、眠れなくなってきたら、相当ストレスが溜まっていると思いますよ。
倒れてしまってからでは遅いですから、先輩のように休職したり、場合によっては退職してしっかり休むことも必要だと思います」(20代・女性)
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③休日も気持ちが沈む
「ブラック企業に勤めていて心身ともに疲弊していたときは、貴重な休日でも気持ちが沈んでいました。『今日が終わればまた仕事に行かなきゃいけないのか…』と思うと、休みを満喫できなかったんです。
趣味に時間を使いたいとも思わなくなって、1日中布団の中で丸まっていました。結局会社の経営不振が怖くて転職しましたが、今の会社に入ってからは、休日を楽しめるようになりましたよ。
自分でも驚くほどの気持ちの変化でした。起きている間中、会社のことを考えてしまうなら、そろそろ限界なんじゃないかと思いますよ」(20代・男性)
自分からのSOSをないがしろにしてしまうと、いつの間にか限界が来てしまうかもしれません。
親しい人たちに事前に相談しておくなど、元気なときからセーフティーネットを作っておくと安心ですよ。
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(文/fumumu編集部・nana)