今すぐ辞めるべき! ヤバすぎる「ブラック企業」3パターン
会社の規模や知名度に関わらず、ブラック企業は存在します。その実態について、経験者たちに話を聞きました。
自分が就職した会社がブラック企業だと分かっても、なかなか辞められない…という人は少なくありません。「新しい仕事が見つからなかったらどうしよう」とか「早すぎる退職は再就職に不利なのでは」など、不安になることもありますよね。
しかし、「ブラック企業は今すぐにでも辞めるべき」と、経験者たちは言います。
fumumu取材班が、詳しい話を聞きました。
①真面目な性格を逆手に取られ…
「有名旅行代理店に就職出来たのを喜んでいたのも束の間、法人営業に配属されて地獄を見ました。
『君なら出来る』『同期のお手本にならなければいけない』と、真面目な性格を逆手に取られ、毎月のノルマがどんどん増えていって…。
『私にしか出来ない仕事なんだ』と最初のうちは頑張っていましたが、過労でミスをしたのを追い詰められて精神を病み、休職から復帰出来ずに退職しました」(20代・女性)
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②語学力を生かすつもりが…
「海外に留学していた経験から、日本に来ている外国人留学生のサポートをしたいと思い、語学学校に就職しました。ところが、高すぎる語学力が仇となり、生徒そのものではなく、その保護者の対応をさせられることに。
留学費用を払っている保護者からは『思うような結果が出ていない』とクレームを言われるし、現場からは『生徒自身が勉強していないのが問題』と、板挟み状態になってしまって。
結局、鬱になって仕事を辞めました」(20代・女性)
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②助成金詐欺に巻き込まれるかと…
「私が勤めていたのは福祉関連の会社で、助成金を使って事業を拡大していました。『税金を有効活用することは社会の役に立っている』と、自分の仕事を誇りを持っていたのですが…。
いざ現場に出向いてみると、事業構想と現状がかけ離れてことに気付きました。代表に聞いても、『現場まではチェックされないから安心して』と言われただけで、改善するつもりはサラサラない様子。
これが詐欺に該当するかは分かりませんが、不信感が募り、会社を辞めました」(20代・女性)
「年齢が若い方が再就職のチャンスも多い」と経験者たち。
勤めている会社に不信感を抱いている人は、早めに対処した方がいいかもしれません。
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(文/fumumu編集部・志都)