■ついに誕生! 命名は…
メイクが完了し、衣装を着用。これに合うウィッグを3人で決めていきます。
これまで自分の姿を見ることが出来なかったマッチョボーイがようやく鏡の前に。
そして、完成した姿を見ながら3名が名前を出し合い「命名の儀式」。様々な候補が飛び出しながら名前が決定!
「アリー」の誕生です。続いて、どんなオーナーの元にいくラブドールなのか、新さんが考案。
アリーちゃんを迎えるオーナーは「パーソナルジムトレーナー」。
オーナーの口癖は「人間は裏切るけど筋肉は裏切らない」ちょっとこじれています。
流行でジムに通う女性たちにちょっとうんざりしていた頃に、筋肉の再現度が高いラブドール、アリーちゃんを見つけてお迎えしました。
ピンと伸ばすとパワーリフティングも手伝ってくれるアリーちゃん、一石二鳥です。疲れたオーナーを癒やしたり、妖しく包み込んだり、これからも長い時を共に過ごします。
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■新さんのシャッター音で変わっていく
いよいよ「梱包・開封の儀式」。ここから声を発することはNGです。あなたはラブドールなのだから…
撮影中も、立つ・座るなど若干の動作は手伝いますが、それ以外は新レイヤさんが動かします。
カメラを構えて「どうしてやろうかしら」「欲しがっているね」「欲しがり顔だね」と新さん。人間界ではセクハラ100%の言葉も、ここではもはや魔法の言葉。
「きれい」「かわいい!」の言葉を受けて、恥ずかしさが残る表情から恍惚とした表情に変わっていくアリーちゃん…(完成写真はのちほど!)
――脚を広げたり、ポーズをキープしたり…柔軟な動きが出来ないと厳しそうですね。
新:痛かったりすると表情も固くなるので、どんな体勢も余裕で出来たほうが、よりドール感が自分でも味わえると思いますよ。
乙原:股関節やカラダが柔らかいこともそうですが、目の動きもそう。普段からよく笑ったり、表情筋を使ったりしている人がいいと思う。だから、人形になるためには素晴らしい人間であることが第一やな!
人間界に疲れてラブドールに逃げるのではなく、ラブドールになりたいなら、素晴らしい人間であること…深いお言葉です。
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