内閣府の性暴力相談窓口『CureTime』の全容とは?

内閣府による女性の性暴力相談窓口『CureTime』がついに開始しました。

■実際に相談をSNSで送った女性

では、実際どういった形式で相談が行われているのでしょうか。記者が取材を行った結果、現在大手企業で働いており、サービスを利用したAさんから、話を聞くことが出来ました。パートナー有、仕事はずっと続けていきたいと思っている20代の女性です。

「上司から飲み会で『いつ結婚するの?』『結婚して家庭に入ってもいいと思うよ』『今やっている仕事は良い思い出ってことにしてもいいじゃん』と言われてしまったことから、会社や上司に対し違和感持つようになってしまいました。


相手は酔っていて覚えてないのかもしれないけど、次こういった話題を出されたらどうすればいいのかわからなく、なんとなくモヤモヤを抱えてしまっています」


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■相談した結果は…

上記の悩みを専用のLINEに投稿した所、個別のチャットページへ案内された後に「『これぐらいいいだろう』と思われていることから性別による差別的な発言をされるのはセクハラにあたります。住んでいる場所を教えてもらえるなら地域の労働局(セクハラ相談)を紹介するので、考えてみてください。」と返事が来たとのこと。

しかし、それから具体的な話をしようとした所、すぐに反応できなかったからか「タイミングが合わなかったかな、またお話きかせてね」という具合で会話を打ち切られてしまったそうです。この結果に対しAさんは以下のように感想を話してくれました。

「モヤモヤを聞いてもらえたのは有難いけど、結局労働局に行けってことかーい!! と突っ込んでしまいました。チャットも通知が来るわけでもないのにリアルタイム返信じゃないと会話ができない等、働く人にはちょっと優しくない作りかもしれません。


地域の労働局に行くのは、ごもっともな答えなんですけど、行ったらどういう流れになるのか、こういった悩みで足を運ぶのは適切なのか、具体案が欲しかったです」

続きを読む ■やり取りはチャット形式だけど…

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