台湾で活躍する女優・大久保麻梨子に聞く「人生を変えるヒント」

大久保麻梨子さんインタビュー


■時には思い切った決断も必要

大久保麻梨子

——そして今年の5月から日本で再び活動を開始。来年初夏に公開予定の映画『種まく旅人~華蓮(ハス)のかがやき~』に出演されることも発表されました。

大久保:最初は「こんな機会をいただけるなんて」とびっくりしましたけど、プロデューサーの方が私の台湾での活動を知ってくださっていてつながったお話なので、嬉しかったです。

台湾に行かずに日本で活動を続けていたら、この機会に恵まれただろうか…と。あのとき台湾に行って、本当に良かったなって思います。

——伊藤凛はどういった役柄ですか?

大久保:私が演じた凛ちゃんは堅実な子なんです。将来のビジョンをすごくはっきりと思い描いていて、自己評価も高すぎず、低すぎず。一歩一歩努力を重ねて、目の前の目標に向かって前進していく女の子です。

——大久保さんご自身と共通するところもあるのかなと思います。

大久保:ちゃんと自分が前に進んでいることを感じたいので、コツコツと続けることは好きですね。

役者のお仕事は努力だけではどうにもならないところがあって、ご縁や運も関わってくると私は思っていて。だから、堅実なだけではダメなときもあって、台湾に移住するような決断をしてみるのも大事だと今では思います。



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■遠慮せずに甘えてみるのもいい

大久保麻梨子

——では最後に、仕事であったり将来のことであったり、今の生活にモヤモヤとしている人に向けたメッセージをお聞かせください。

大久保: 自分の殻に閉じこもることをやめて、新しいことに挑戦してみるといいと思います。例えば、語学の勉強を始めてみたり、海外を訪れてみたり。今まで知り合わなかった人と出会う機会を作ることもいいんじゃないかな。

あと、行き詰まったときは、遠慮せず、人に甘えてみる。私は台湾に行って、素直に甘えることを覚えました。日本にいたときのままの性格だったら、お正月に友人の家にお邪魔させてもらうこともできなかったと思います。

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(文/fumumu編集部・野瀬研人

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