台湾で活躍する女優・大久保麻梨子に聞く「人生を変えるヒント」

大久保麻梨子さんインタビュー

大久保麻梨子

思い立ったが吉日、すぐに行動! …できればいいのですが、なかなか難しいもの。でも、アクションを起こさないと、ポジティブに物事が進んでいかないケースが多いことも事実。

そこでfumumu取材班では、人生を変えるヒントを教えてもらうべく、女優の大久保麻梨子さんにお話を伺いました。

大久保さんは日本でグラビアを中心に活動したのち、26歳で単身、台湾に移住。台湾最大のテレビアワード「第48回金鐘奨」にて、日本人として初めて助演女優賞を受賞するなど、活躍されています。


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■もともと思い立ったらすぐ行動?

——台湾に移住してしまう、というのは思い切った決断だと思うのですが、もともと思い立ったらすぐに行動する性格だったんですか?

大久保:全然です! 台湾に行くまで、一人で旅行もしたことなかったくらい。芸能の仕事を始めたのもスカウトがきっかけで、「女優の仕事がしたい」と思いながらも、自分で何かに応募するわけでもなく、ご縁でお仕事をさせていただいている感じでした。

——そんな大久保さんが台湾への移住を決めたきっかけは何だったのでしょうか。

大久保:やっぱり、「女優の仕事をやりたい」というのが一番のモチベーションで、原動力でした。

日本では当時、グラビアのお仕事を中心にさせていただいていたんですけど、ドラマや映画のお仕事をさせていただくことも少しあって。その中で、「私が本当にやりたいのはお芝居なんだ」と気づいたんです。


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■「これだ!」中国語との出会い

——それから女優業を中心に?

大久保:はい。23歳のときにグラビアを卒業しました。そしたら、今まで忙しかったのがウソみたいに、時間を持て余すようになってしまったんです。

この期間に、もともとお芝居をされていた方たちと戦うための武器がないとダメだと思って、ダンスを習ってみたり、アクションをやってみたり…。

その中で出会ったのが中国語でした。本当に好きだと思えるものだったので、「これだ!」と。

——そして台湾を訪れたわけですね。

大久保:一人旅も初めて、自分で手配して海外に行くのも初めてでした。周りの人に「台湾に知り合いの人がいたら教えてください」って、自分からいっぱい動いて、紹介してもらった方たちを尋ねました。

向こうで活躍されている方とお会いできる機会にも恵まれて、お話させていただくうちに「ここでやろう」と決意しました。

続きを読む ■求められる臨機応変な対応

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