路上ライブはリスクが高い? その実態を調査 ミュージシャンに優しい街は…
路上ライブについて気になるところを様々な視点で調査しました。
路上ライブといえば、駅や人通りの多い場所での弾き語りやバンド演奏などを思い浮かべるかと思います。ミュージシャン自身の宣伝のためなど多くのスタンスでおこなわれているようです。
ふと楽しい音楽が耳に入ってくると思わず聴き入ってしまうこともありますが、賛否両論が巻きおこる路上ライブ。今回はその実態を調査してみました。
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■路上ライブは許可が必要?許可を取らないと…
各都道府県にもよりますが、道路上でおこなう路上ライブは基本的に警察から許可を受けなければならない行為とされています。
つまり許可があればできなくはないのですが、実際に警察から路上ライブの許可を得ることはハードルが高く、「警察に通報されるまでやります!」とゲリラ的におこなう人が多いようです。
一度無許可で路上ライブをしただけでいきなり逮捕、ということは無いようですが何度も指導を受けたにも関わらず反抗的な態度で無許可のライブを継続させると、最終的に逮捕されることも少なくないようです…。
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■路上ライブからデビューしたミュージシャン
路上ライブを通してデビューに繋がったミュージシャンも数多くいます。特に有名なのは平成のJ-POP界を彩った『いきものがかり』『ゆず』『コブクロ』彼らも路上ライブから始まり、メジャーデビューを果たしました。
デビューとまではいかなくても、業界関係者やライブハウスのオーナー、同業者から声をかけられて実際に仕事につながることもあるようです。
とはいえ普段ライブハウスに足を運ばない一般の方の耳にも届くため、ファンが増えることもあれば、よく思わない人がいるのも事実です。
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■路上ライブが認可されている街はココ!
ミュージシャンとその音楽が好きであろう人たちが、正しいルールに基づいて出会える場所はないだろうか…。そこで路上ライブができる街を実現させたのが千葉県柏市。
『柏駅東口前ダブルデッキ』では公式に演奏可能場所が用意されており、登録すれば路上ライブができるシステムになっています。
さらに毎年秋には『音街かしわ』という音楽イベントを開催しており、大々的に音楽の街としてミュージシャンを応援しています。ちなみに今年は9月21日(土)に開催予定のようです。
🔥拡散希望🔥
J:COM presents 音街かしわ2019
今年はサンプラザ中野くん&パッパラー河合バンドに加え、なんと、FLYING KIDSさんにご出演いただける事になりました!!!
9/21(土)開催です!
ぜひスケジュールを空けてお越しください😊#拡散希望#音街かしわ#爆風スランプ#FLYINGKIDS#浜崎貴司 pic.twitter.com/Bug7V8Z0wd— 音街かしわ (@otomachikashiwa) June 21, 2019
今の時代、SNSで簡単に音楽が配信できるため、ファンと繋がりやすいですが、やはりライブハウスで演奏しているだけでは新しいファンを獲得するのはなかなか地道なもの。だからといって路上ライブは必ずしも認可されている行為ではありません。
柏市のように音楽を応援する街や、オーディションなどを活用してたくさんのチャンスを得て、成功する道を見つけてほしいものです。
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(文/fumumu編集部・村木樹 ハル)