セクシャルマイノリティの人が、他の当事者に会った方がいい3つの理由
セクシャルマイノリティの人たちは、他の当事者にあった方がいいという話をよくしています。そこで、理由を聞いてみました。
自分がセクシャルマイノリティだと、なかなか人に公言できない人も多いですよね。しかし、同じマイノリティの人とは会うべきだという意見をよく耳にします。
fumumu取材班は、その理由を聞いてみました。
①自分が本当に当事者か
「ネットで調べても、いい加減な内容とか、当事者が書いてなさそうなものが多いんです。だから、自分はそうだと思ったのに、違ったっていう人もいるみたいで…。やっぱり、判断するには当事者だと自認している人たちの生の声を聞くのが一番です。
当事者から話を聞いていると、自分が感じていたことが確信に変わるし、当事者だとはっきり自認している人からの客観的なジャッジがもらえます」(20代・女性)
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②自認しやすい
「当事者と会うことで、『自分はセクシャルマイノリティ』だ、ときっぱりと自認ができると思います。やっぱり、どこかで受け入れたくない思いがあったんですよね。
でも、同じマイノリティの人たちと話すと、『自分だけじゃない』『自認しても大丈夫なんだ』と思えるんです。そう思えると、自分のマイノリティに関して前向きになれるし、堂々としていられるようになりますよね。それ以前は、後ろ暗い感じがして、隠そうと必死だったから、変われてよかったと思います」(20代・男性)
③悩みを相談できる
「なかなかカミングアウトができない人は特にそうなんですけれど、カミングアウトしていても、人にセクシャルマイノリティに関する悩みって相談しにくいんですよね。当事者じゃないとわからないことってあるし、相談してもトンチンカンな答えが返ってきてしまい、さらに悩んでしまうこともあるので…。
でも、当事者なら共感してもらえるし、色々と経験してきている人なら、『僕はこんな風にしたよ』ってアドバイスしてもらえることが多いんです。悩みを理解してもらう意味でも、解決策を探す意味でも、他の当事者の存在は大きいです」(20代・男性)
やっぱり、セクシャルマイノリティの人にしかわからないことってたくさんありますよね。SNSでも自認している人はたくさんいますし、まずはそういった方と繋がるのも方法かもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)