性に流動性があるセクシャルフルイディティ…心の変化を聞いてみた

周りの状況によって変化するというセクシャル・フルイディティの人に、心の変化を聞いてみました。

LGBT
(LemonTreeImages/Getty Images Plus/写真はイメージです)

周りの状況によって、性自認も性的指向も変わるセクシャル・フルイディティ。性の流動性と言われることが多いですが、この流動というのがいまいち理解できない人も多いですよね。

流動するきっかけは様々なようですが、fumumu取材班は、好きになった相手で変わるという女性に詳しく話を聞いてみました。



■好きになった相手に合わせて…

「鶏が先か、卵が先かっていうのと同じで、相手を好きになったから性自認や性的指向は変わるのか、変わったから相手を好きになるのかというのは、自分の感覚ではよくわかっていません。しかし、好きになった相手が女性なら、男としての意識が強まるし、相手が男性なら、女としての意識が強まります」(20代・女性)



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■女性を好きになったときの変化

「とにかく頼られたいと思うので、力持ちアピールなんかを無駄にしてしまいますね。実際、身体は女だけれど、力が結構あるんですよ。かっこいいって言われると、とても嬉しく思ってしまうし、可愛いって言われると複雑です。


だから、髪の毛もめちゃくちゃショートにするし、親が止めるからできないけれど、本当は刈り込みたいくらいです。服装もズボンしか履きたくなくなるので、制服があった頃は、スカートを穿かされるのが本当に辛かったですね」(20代・女性)



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■男性を好きになったときの変化

「男性相手だと、『女を武器にする』というように、女性らしさを前面に出しますね。可愛いフェミニンな服装を原宿とかで買ってきますし、メイクも何十種類と揃えてしまいます。あざといポーズを身につけたり、かなり狙いにいく女っていう感じになると思います…。


恋愛してからも、女性相手だと頼られたいと思うのに、男性相手だと守られたいって思ってしまいます」(20代・女性)


周りの状況といっても様々でしょうが、恋愛で変わる人もいるようです。好きになる相手で性的自認などもだいぶ変わってきそうですよね。

セクシャルフルイディティだと知らずに、急な変化で驚かないようにしたいものです。

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(文/fumumu編集部・fumumu編集部

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